今日はあこがれの「さざれ石公園」へ。
車で2時間半、岐阜県揖斐川町までいってきました。
目的は、「さざれ石」を見に行きたかったから。
一人黙々と山道を走り続け、ナビには登録がないので
たまに出てくる看板をたよりにひたすら走る。。。
道幅もせまくなり、部落もなくなり、他に走る車すら見当たらない。
目に入る景色は揖斐川と落葉樹と針葉樹林のみ。
あれっ?この雰囲気、前にも経験したような…!?
そして道に迷い、とりあえず人がいそうなあたりをさまよう
。
一人目はバス停で待つ80代くらいのおばあちゃん。
「遠いとこまできたね〜、4キロもどったところで橋を渡らないかんよ。」
そして4キロもどり、橋を渡って人を発見。
二人目、カゴを背負った70代くらいのおばあちゃん。
「この道まっすぐいってね〜、バス停が中山、地蔵、山の神とあるから、
山の神のとこの橋を渡るんだよ。こっから10キロくらいいったところだからまだ遠いよ。」
10キロですか。。。
はっ!そうだアイルランドで山の中ドライブしてたときに似てるんだ!
グレンダーロッホ向かってるとき目的地まで10マイルって教えてもらったな〜。
デジャブ?
あのときは孤独でかなりつらかった〜(汗)
そして10キロ進み、採石現場を横目に進む♪
次の部落が見えてきた。
3人で墓の掃除が終わった男性たちがしゃべっているのを発見。
最後の聞き込み。
「まっすぐいくと神社の前で二手にわかれる道を右に行くとあるよ。
今3時だからいって帰ってきたら楽勝だよ。小屋はシーズンじゃないから
空いてないね〜。そっちのほうにわしも帰るとこだ〜。」
と、とっても親切な70代のおじいちゃんが軽トラで神社の前まで引率してくれました。
そして、おじいちゃんの軽トラと別れて400mくらいで目的地到着!!!!
駐車場降りると、まだ雪が残っているところもありました。
看板にさざれ石200m先。
えっ!!!山登るの!?だからおじさん楽勝って言葉を使ってたのね。。。
登山道を少し登り、出会えました。
しかもその場に私しかいないという贅沢。
満足するまで見て、帰ろうと公園から出る。500mくらい先に軽トラが1台。
さっき道案内してくれたおじさんが、道の枝よけ作業をしていた。
もしかして、心配してわざわざこっちまで出向いてくれたのかな〜(>△<)
女一人、季節外れに石みにくるって怪しいわ…確かに(笑)
むしろ、私が石にいたずらしないか監視にきたのかも(笑)
でもここは素直に、窓全開に開けて「ありがとう〜!」と
一声かけて帰りました。
そしたら竹箒片手に笑顔で手をふって見送ってくれた。
こういう温かい厚意を私も次の人へ伝えて行きたいな。
帰りにホームセンターで買い物があったので寄ったら、
ついつい植物にも目がいってしまい多肉植物か迷った結果、
生け花用のモクレン(中サイズ)を買って帰りました。
器にあう大きさに切って活けなければ…
そんなHAPPYな一日でした。