2011年8月27日土曜日

山ガール 富士山登山(20110826-27)

2011年8月26日〜27日 友人3人と富士山を登山してきた。
残念ながら体調が悪くなり(高山病)で山頂までいけなかったが本8合目でご来光をみることができた!

今回は友達が富士登山を誘ってくれたのがきっかけでバスツアーでいくことになった。WILLER TRAVELにお世話になりました!すごくよいツアーで大満足でした♪

20110826
05:00
起床。
最後のパッキングをして準備完了。

06:40
友人と合流。

07:00
バス出発。

途中サービスエリア、パーキングで休憩を3回とった。

13:00
富士山五合目に到着。
天気は曇り。
駐車場から広場や店はすごく人で混雑していた。
到着すると案内人がたっていて、着替えやロッカーを利用するツアー客を
「富士急雲上閣」に案内する。
女子更衣室は、めちゃくちゃ込んでいた。
友人と3人で人の間をくぐり抜けて場所を確保した。
畳が湿っていたので少しカビのにおいが。。。
準備が終わり、出発の集合場所へ。
メインの石畳の広場が集合場所だった。
集合場所でまっていると空からパラパラと雨が。
急いでレインウェアとザックカバーを装着。

14:00
今回ガイドしていただいたのは見るからに登山経験がベテランだといわんばかりの男性Sさん。
そしてアシスタントの男性Tさん(泊まる山小屋のスタッフ)。
簡単な紹介と説明があり、団体ツアーの目印になる鯉のぼりをつけて出発。
吉田ルートの出発地点へやってきた。
吉田ルートは比較的易しく、山小屋が多いため人気のルート。初心者向きのルートでもあった。ガイドは登山に自信のない方は隊列の前の方にきてくださいと言っていたので前のほうにいった。すごくゆっくりなペースで登山がはじまった。









最初の休憩地点は、6合目仮設トイレ。

利用しなかったので中がどんな仕組みになっているかはわからない。













6合目から7合目にかけてもペースは相変わらずゆっくり。ここからは登山慣れしている人と経験浅い人に体調の差が出てくる(個人差があると思うが)。友人の一人が頭が痛いと言い出した。高山病の気配。同じツアーの人も酸素ボトルを吸い出す人がちらほら出てくる。それでも進まなくてはいけない。7合目から本8合目へは雨が降っていて視界も悪かったので7合目で宿泊する選択もあったそうだが、ガイドのSさんと本8合目のスタッフと連絡をとって判断した結果のぼることになった。もしこのとき7合目でストップしていたら翌日のご来光は見れなかったと思う。道も険しくなり、人が多くて渋滞してたりで進むペースが乱されて隊列が縦に広がっていく。呼吸を気をつけていたが、そのあたりから息が荒くなって気持ち悪くなってきた。やばい。これが高山病!?少しあせったらよけい苦しくなってきて悪循環だった。頭痛を訴える友人と私は隊列の最後方までペースが落ちた。本8合目までは無理だと思ったが、最後までペースを合わせてはげましてくれたアシスタントのTさんと本8合目のホテル「トモエ館」に到着。
Tさんは「30分くらいは外で酸素を吸うと良いですよ。山小屋の中は人がたくさんいて酸素が薄くなっているので。それでも気持ち悪さがとれないなら食事は食べなくてよいです。胃の消化で体に取り入れた酸素がもっていかれるので。すぐに寝るのもよくないです。寝ている間は酸素を取り入れる量が減ってしまうので余計高山病を悪化させてしまう恐れがあります。」とアドバイスをしてくれた。その言葉がとてもうれしかったけど、表現できる体力と気力が足りずに言葉にできなかった。ガイドのSさんも「気持ち悪かったらがまんせずそのへんではいていいですよ。無理にご飯もたべなくていいし。」と声をかけてくれた。
到着したのは21:00。無事ついて本当によかった。

「トモエ館」はとてもにぎわっている山小屋だった。お客さんがでたりはいったりしていてにぎやか。お店に売っている1個300円のあんぱんは賞を受賞したことがあるらしくつい買ってしまった。


到着して早々に夕食タイム。ハンバーグとカレーのがっつり。私は気持ちが悪かったので少し食べる程度にした。
食事のときにガイドから明日の予定の説明がありご来光は05:05予定で、起床02:00、出発02:30との連絡があった。「トモエ館」のスタッフが防寒着(ダウン等)のレンタルを紹介していた。何名かの参加者がレンタルしていた。
そこから少し荷物の整理をして横になる事にした。そのときは胸?肺のあたりが苦しくて雨にぬれたのと汗をかいていたので体がひえてきて寒かった。着替えをしてフリースをきてカイロをおなかにのせて寝た。明日いけるかなぁと不安になる。

部屋は8人分のまくらがある部屋に7人(女5、男1、子1)だった。敷き布団と掛け布団が一人一つではなく隣の人とシェアしなければいけない。布団も枕も思っていたほどきたなくなかった。疲れてたのもあり私はすぐに寝てしまった。友人たちは人の出入りの音や二階の物音などでなかなか寝ることができなかったそうだ。私はその点ラッキーな性格かも。


20110827
02:00
起床。
外はもちろん真っ暗。
トイレに外にでたが、寒い!!!
そして周りの景色を見てみるとすごい人の列だった。山頂でご来光をみるために登山する人の数がすさまじい。下を見下ろしても上を見上げてもヘッドランプでできた光のライン。星よりも絶景だった。私の体調は相変わらず胸が苦しくだるい。山頂まではむずかしいと思い大事をとってリタイアすることに。山小屋に待機することになった。頭痛をうったえていた友人も山頂まで行く体力がないためリタイアすることに。もう一人の友人は参加すると堅く信念を通していくことになった。みんなを見送ったあと、居残り組はご来光まで体調を休める事にした。

04:30
起床。
居残り組2人は朝ご飯を食べるため弁当置き場のコーナーから取り出す。そして暖かい飲み物コーンスープとみそ汁をそれぞれ頼む。食べ終わると入り口付近で焼き印の道具があるいろりの前に座りご来光をまつ。トモエ館の正面は見晴らしがよくご来光をみるのにすごくよい場所だった。ご来光をまっている人もトモエ館前は少なかった。うっすらと太陽の光が月と交替しようよと出てくる。
















05:14
そしてご来光。
雲海と太陽の光がとてもきれいで言葉にならず本当にすばらしかった!!!見ることができて本当によかった。山小屋のスタッフ曰く1週間に2日ほどしかご来光を見ることができていないらしい。山頂までの登山とお鉢巡りをすることができなかったがご来光を眺めることができて本当にHAPPY★★★

次回は山頂までがんばるぞぉ。






07:30
起床。
体調もわりとよくなり、山頂にむかった友人の帰りをまつ。


08:00
山頂お鉢巡り組が帰ってくる。
ガイドは、08:40に下山のため集合をかける。
かえってきた人たちは急いで食事と荷物の準備を始める。

08:40
下山開始。
お世話になったトモエ館に別れを告げる。
Tさんにお礼の言葉をいうことができず、後悔しているが本当に感謝。ありがとう!あなたの優しさ忘れません。

下山は分岐ルートまではガイドと下り、後は自分たちのペースで下山だった。急角度の坂道をくだるため、足に負担がかなりくる。あえてジグザグに歩きながら無理せずくだっていた。下におりるほど雨が強くなり足場も気温も悪条件になっていく。疲労と寒さと雨で次第に無心になっていく。足先が痛みはじめていたが下山後の温泉を楽しみにひたすら歩いた。約3時間かかってしまったが自分たちの足で下山することができた。

11:45
富士急雲上閣に到着。
昨日よりもさらに人で混雑していた。そうか休日だからか。
雨が降っているので最初からレインウェアを身にまとう登山者たちをみて、「幸あれ!」と思った。

13:00
バス出発。
富士山に別れをつげて楽しみにしていた温泉へ。そのときはすでに晴れている。
河口湖にある温泉寺というところだった。昼食付きであることを着いてから知りびっくり。最初に温泉に入りたかったが人がたくさんいて混雑していたので先にお弁当を食べる事に。豪華なお弁当だった。食後、他の団体ツアーもやってきて紙一重で脱衣所のロッカーや温泉のシャワーが混雑せず使えた。温泉はやっぱ最高だよ〜♪

14:30
バス出発。
途中、行きと違うサービスエリアで休憩があった。

20:00
ツアー初日の集合場所にもどってきた。
バスの運転手も愛想がとても良い方で安全運転していただき感謝。

とても良いツアーでした。またお世話になるときはよろしくお願いします!!!